ひと時の付き合いに終わらない、プロデュース会社ザウスのサポート力。
所在地/兵庫県
敷地面積/131.11m2(約39.7坪)
延床面積/93.28m2(約28.2坪)
愛車(取材時)/1997年式アルファロメオ 156、1995年式スズキ・SW-1
ビルトイン台数/1台
多くのプロフェッショナルの力を結集して家はできる。
だが、めでたく竣工を迎え、暮らし始めてからも、
そういったプロフェッショナルの手を借りることは意外とあるものだ。
実際に使ってみて初めて直面する問題は、その家での生活が始まっているだけに、
新築時よりも迅速かつ的確に対応する必要がある。
ここでは、ザウスのプロデュースによってガレージハウス建築を実現し、
その後の数年が経過したふたつのお宅のオーナーに改めて話を伺い、
竣工後のプロデュース会社の存在意義について確認してみることにした。
雑誌 ガレージのある家 vol.37 掲載
text / Shunsuke OHBUCHI(大渕俊輔) photo / Kazushi HIRANO(平野和司)一部編集部
T 邸は7 年が経過し、大きく様変わりしつつあるようだ。「打ち合わせの際に希望したこと、そして田中いちろうさんが提案してくれたように、自分たちらしいライフスタイルをカタチにできていると思います」。Tさんも家に対しては十分に満足しているようだが、充実した生活がさらなる展望を生んだようで、昨年よりリフォームに着手している。
写真で確認できるが、一番大きな変更点は屋外駐車スペースにカーポートを設置したこと。現在は“屋外ガレージ”ともいえるこのカーポートにクルマを置き、もともとアルファロメオの住処だった場所には3 台に増えたバイクが置かれている。
さらに、「屋外ガレージを作ったら、その屋根をテラスとして使いたいという欲求が出てきました。リビングの壁を改装し、直接テラスへとアクセスできるようプランニングしてもらっているんです」という、さらなる計画もあるようだ。
こういったリフォームも、「こんな風にしたい」というイメージはあっても、新築時と同様に具体化するには専門的な知識やコストバランスの調整が不可欠である。Tさん自身も「建築家さんがデザインしてくれた家なので、そのイメージを壊したくなかった」と感じていたようで、プロデューサーの原田さんに相談できたことで、その不安を払拭できたようだ。
暮らしが変化するように、時間とともに家を取り巻く環境や使い方は変わっていく。そんな時、的確なアドバイスやサポートを受けることで、その思いを確実に実現することができるのは間違いないところ。ザウスの住宅プロデュースとは、建てた後の家も含むトータルでのサポートを指すことがお分かりいただけただろうか。
所在地 | 兵庫県宝塚市 |
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竣工 | 2008年12月 |
敷地面積 | 131.11m2(約39.7坪) |
延床面積 | 93.28m2(約28.2坪) |
ガレージ面積 | 29.16m2(約8.8坪) |
愛車 | 1997年式アルファロメオ 156、1995年式スズキ・SW-1 |
設計 | 田中一郎 |
施工 | 株式会社ウッドワン関西 |
プロデュース | ザウス株式会社 |
ガレージのある家 vol.37 掲載
発行年月日:2016年11月19日
出版社名:株式会社ネコ・パブリッシング